政見放送が、劇的に変わった ― 2021年10月26日 00:24
テレビの政見放送と言えば、ニュースを伝えるNHKのアナウンサーのように、無表情で原稿を読み上げるだけでした。
でも、今回の衆院選でずいぶん変わりました。
自由民主党です。
まず、党首が語り、
個々の立候補者が公約などを、手振り身振りを加えて話します。
自民党の候補者は、画面構成がすべて同じ。つまり、全員同じパターン。
でも、表情豊かに話すので、ついつい見入ってしまいました。
感心したのは、立憲民主党。
最初に党首が語るのは、自民党と同じ。
個々の候補者は、まあ個性豊かでまるでプロモーションビデオ。
動画や視覚効果をたくさん取り入れて、飽きさせない構成になっています。
「やられたっ」という感じですね。
このような政見放送を作成する専門業者がいると聞きました。おそらく立憲民主はそういうところを利用したのでしょう。予算もかなり掛けているはずです。
従来の政見放送ははっきり言ってつまらなかったので、始まるとすぐにチャンネルを変えていました。でも、今回は最後までしっかり見てしまいました。
今後、他の政党の政見放送もオンエアされるでしょう。どんな内容なのか楽しみです。
ところで、今回はどの党も○○円給付とばらまき合戦になっていますね。それに対して批判も多く出ています。
給付金にとらわれず、公約をしっかり聞いて一票を投じようと思っています。
給付金にとらわれず、公約をしっかり聞いて一票を投じようと思っています。
(注)画像を掲載するに当たって名前や顔にぼかしを入れようかとも思いましたが、広く放送されている内容なのでそのままにしました。また、掲載している人を私が推している訳ではありません。
CM戦略 ― 2021年06月09日 00:04
最近よく見るテレビCMがこれ。
たん、たん、たん、にしたんクリニック……
と、フラメンコのリズムに合わせてクリニック名を連呼するだけ。
これがクリニックのCMかよ~、と嫌悪感を覚えたほどでした。
でも、クリニック名が印象に残るのは確か。
検索する人が増えるのも確実でしょう。
そういう点では、大成功のCMだと思います。
こうして私がブログに取り上げたことも、クリニック側としては「してやったり」なのでしょう。
CMはこちら。
一方、以前から流れている高須クリニックのCM。
高須院長がドバイの学会で発表したり、
ドバイの空をヘリコプターで飛び回ったりします。
名古屋が本拠地の美容外科で、お世辞にも国際的に知られたクリニックではありません。
でも、「世界で活躍する高須院長」を印象づけ、高須クリニックのイメージを何となく高めているのは事実でしょう。
CM戦略もいろいろな方法があるわけです。
席取りのスマホ ― 2021年05月24日 19:51
医療従事者に、感謝 ― 2021年02月05日 21:37
風邪をひいてしまい、なかなか治らないので近くのかかりつけ医に行ってきました。
発熱と咳が出る人は院内に入れず、自分の車の中で待機となります。
しばらくして看護師さんが車まで来てくれて、症状の聞き取り。
程なくドクターが来て、私は車に乗ったまま診察を受けました。
問診でコロナでないことを確認したあと、薬を処方してくれました。
診察後の支払いは、スタッフが車まで来てくれ、処方箋はすぐ隣の薬局へ届けてくれました。
すると、今度は薬局の薬剤師が薬と請求書を持って車へ。
結局、車から降りることなく、診察から、薬の受け取りまで済んでしまいました。
ちょっと大きなクリニックならば、発熱患者専用の診察室を用意できるのでしょうが、ここは小さなクリニック。そんなスペースはないのでしょう。
それをカバーするため、看護師やドクター、スタッフまでが寒い中車まで来るという態勢で診察をしてくれているのです。また、隣の薬局との連携もよく取れていました。
本当に、頭が下がる思いです。感謝の気持ちでいっぱいです。
コロナ禍での、限界を超えた医療スタッフの頑張りがニュースなどで報じられています。
今は、その頑張りに頼らざるを得ない状況になっていますが、1日でも早くコロナが終息し、医療スタッフの負担が軽減することを願ってやみません。
感覚のズレ ― 2021年01月27日 07:33
今朝の、朝日新聞です。
確かに、療養が義務づけられているのに施設を抜け出し、帰宅してしまった人はいました。
だからといって罰はやり過ぎでしょう。罰を考える前に、やることが山積しているのに。
でも、懲役が削除されるだけで、罰金については協議中のようです。
去年の春、中国でコロナが蔓延し始めてすべての国際便が欠航になったとき、帰国できなくなった日本人を帰国させるために政府はチャーター機を用意しました。
最初は、エコノミークラスの料金を取ると言っていました。
えっ!自国民を救出するのが有料なの??
と、びっくり。案の定、批判を浴びて無料になりましたよね。
自助>共助>公助、の発想はこの頃からあったようです。
いずれにしたも、国民の感覚と政府の感覚には、大きなズレがあるようです。
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