ヨーロッパの旅・10日間・ビルバオ → 帰国 ― 2024年10月04日 06:05
帰国日の朝食は、パン屋で。
昨夜もパンでしたが、甘いパンが食べたかったので。
帰国の途は、ビルバオ → ブリュッセル → 成田(翌日) → 中部国際空港と、
飛行機を3回乗り継ぎます。
ところがビルバオの空港でトラブル発生。ビルバオ発ブリュッセル行きが、DELAY。
搭乗時刻が迫っても案内パネルはDELAYのままで搭乗ゲートが表示されません。
ブリュッセルでの乗り継ぎ時間は5時間ほどあるので多少の遅れは大丈夫なのですが、まさかの欠航になってしまうと予定が大狂い。
それはそれは気を揉みましたが、何とか10分遅れぐらいで搭乗できました。
海外の航空会社はDELAYが多かったりストなどで平気で欠航したりするので、帰りの乗り継ぎについては心配していましたが現実のものとならず本当によかったです。
ブリュッセルの空港で預け荷物を受け取るとき、レーンはこの通り。
こんな状態でぐるぐる回っています。日本では絶対にあり得ない光景です。
一つのレーンに複数の飛行機の荷物が流れてくるのでこうなってしまうのです。
このようになった荷物を整理する職員は、もちろんいません。
その後、無事に乗り継いで予定通り中部国際空港に到着できました。
今回の旅行は添乗員にすべてお任せのツアーではなく、飛行機、ホテル、施設の入場券予約などすべて自分たちで手配した個人旅行。
そのため、楽しみ半分ドキドキ半分の10日間でした。
さて、長々と続いたヨーロッパの旅の紹介はこれにて終了です。
ヨーロッパの旅・10日間・サンセバスチャン → ビルバオ ― 2024年09月29日 11:17
大きなごみ箱が気になりますが、サンセバスチャン朝8時半の気温です。
この旅行は8月初旬に行っていますが、その頃日本では全国的に熱帯夜が続き、我が愛知県でも最低気温が 27℃ とか 28℃ でした。
ここスペイン北部は、夏の軽井沢のような気候で快適です。
さて、散歩がてら来たこの店で朝ご飯。
店内の雰囲気はこんな感じ。
ずっとピンチョス続きだったので、目先を変えてサンドイッチ。
この後は、ビルバオへ1時間のバス移動です。昨日の逆コースですね。
サンセバスチャンには大きなバスターミナルが整備されていてそこから出発しますが、切符売り場が少なくて大行列。結局12:30発のバスにしか乗れませんでした。
ビルバオに到着し、新市街にあるこのホテルにチェックイン。
部屋に入った瞬間???でしたが、本棚はただの壁紙でした。
それにしても、いろいろなところに温度計があります。
そんなに気温が気になるのでしょうか。ちなみに、3時半の気温です。
日本では体温超えの気温が続いているのに。
旧市街に向かいます。
ホテルから2~3分歩けば、旧市街につながる橋が見えてきます。
ここが旧市街の入り口。緑色の屋根の建物はアリアガ劇場。
サンティアゴ大聖堂です。
リベラ市場のフードコートで腹ごしらえ。
サクッと食べたかったのでピンチョスにしましたが、
ごく普通の味でした。
しょせんフードコート。サンセバスチャンの名店と比べてはいけませんね。
旧市街をぶらぶら。ここはヌエバ広場です。
広場をぐるりと囲む建物には店が並んでいますが、閉まっているところも多かったです。
8月ってことでバカンスシーズンですからね。
中には、○月○日~○月○日まで休業しますという看板を掲げている店もありました。
ビルバオでもトラムが走っていました。
新市街も旧市街もすべて徒歩で回れる規模なので、トラムは利用しませんでした。
ビルバオといえば、グッゲンハイム美術館。
建物正面に佇むのが、子犬の大きなオブジェ。
季節の生花で彩られています。
オブジェを通り越し、正面中央の下り坂の先がエントランス。
現代アートが中心で、
何だかよく分かりませんでした。
この大きな布のように見えるのは、
アルミ製の瓶のキャップカバーを小さく切ってつなげたもの。
いったい手間と時間がどれだけかかったのだろうと、驚くよりあきれてしまいました。
これまた意味不明な作品。
日本人アーティスト奈良美智さんの期間限定特別展をやっていました。
怒っているような子どもたちの肖像画で知られている方ですね。
これって、チコちゃんのモデルかな?
ぼ~としていると、叱られてしまいます。
建物から出て裏に回ってみると、
見覚えのあるクモのオブジェが。
そう、六本木ヒルズにもありますね。世界中に7体が常設展示されているそうです。
美術館を後にし、街をブラブラしながらレストランへ。
午後8時半で、この明るさでこの気温。快適ですね。
レストランに到着。
まずは、ビールとワインで乾杯。
右下はコロッケ。俵型です。
メニューがよく分からなかったので、サンドイッチを注文。
夕食を終えて時刻は9時半。
相変わらず街は賑わっています。
明日はいよいよ帰国です。
ヨーロッパの旅・10日間・バルセロナ → サンセバスチャン ― 2024年09月26日 09:46
地中海側のバルセロナから、スペイン北部のビルバオへは、飛行機で1時間20分。
ビルバオから高速バスで約1時間でサンセバスチャンに着きます。
きれいで快適なバスでした。
これは、バスの乗車券。まるでレシートです。
ちなみに、サンセバスチャンはバスク語で「ドノスティア」と言います。
乗車券には併記されています。
サンセバスチャンにも空港がありますが便数がとても少なく、ビルバオから高速バスを使うのが一般的です。
ビルバオもサンセバスチャンも北大西洋側にあり、暑い地中海側のバルセロナとは気候が全く異なります。
昼間でもせいぜい30℃ぐらい。雨が降ると長袖がほしくなるぐらい気温が下がります。
バルセロナからの移動に結構時間がかかり、ホテルチェックインは午後3時すぎに。
部屋からの眺めです。
一応オーシャンビューですね。
小休止後、街歩きへ。窓から見えた海岸沿いには遊歩道が整備され、
そこからビーチを見ると、人、人、人……。
海に入るよりビーチでのんびりしている人の方が圧倒的に多いです。
市街地に入ると、歴史的建造物がたくさん。
人通りも多いです。
さて、世界屈指の美食の街といわれるサンセバスチャン。
約60km²の決して大きくはない街ですが、ミシュランで星を獲得しているレストランや、食のアカデミー賞といわれる「世界のベストレストラン」に選ばれた名店が密集しています。
ここでの楽しみは、やはりピンチョス。
数多くの店が建ち並ぶバル街を歩き、少し食べては次の店へ行くという店のはしごが定番のようです。
で、まずは1軒目。
2種のピンチョスとワインです。
ここの店、最高においしかったです。
そして2軒目。
日本語メニーがありました。
よく見ると、真ん中の列はローマ字でした。
拡大してみます。
左端は「ウニのクリーム」。これまた絶品で、再注文したいぐらいでした。
結構おなかがふくれたので、次はスーパーでおみやげ探し。
みやげは空港で一通り揃うのですが、かなり割高。
地元のスーパーで探すのが、お値打ちであり楽しみでもあります。
ホテルのワインショップにも立ち寄りました。
ワインの持ち帰りは、瓶をタオルなどでしっかりくるみ、スーツケースの中央に入れれば大丈夫。この方法で何度も「輸入」しています。
ホテルに戻り小休止後、夕食に再出発。
店の雰囲気はこんな感じです。時刻は9時半。夕食のピークタイムは9時だとか。
この店はピンチョスに番号が振ってあり、
紙に番号を書いて注文します。
大混雑で忙しそうな店員を呼び止めてこまごまと注文するより、スマートな方法だと思いますね。
ピンチョス以外も注文してみました。
そして、食べてみたかったバスクチーズケーキ。
感動するほどのおいしさではなく、まあ、普通のチーズケーキといった感じでした。
バスクチーズケーキの「名店」がいくつかあるようで、そこで食べるべきでした。
夕食後、海岸の遊歩道をぶらぶら歩いてホテルへ。
時刻は10時半ですが、たくさんの人が歩いていました。
明日はビルバオに戻ります。
ヨーロッパの旅・10日間・バルセロナ ― 2024年09月22日 14:22
間に他のネタが入りましたが、ヨーロッパの旅再開です。
前日夜にバルセロナに到着し、この日は朝からパスでサグラダファミリアに向かいます。
バス停には何分後にバスが来るのか表示されています。
サグラダファミリア行きは、3分後と15分後ですね。結構頻繁に走っています。
バスが来ました。バルセロナには便利なシステムがあって、
これです。
駅やコンビニなどで必要な乗車回数分チャージして使用します。
バス電車共通になっており、距離に関係なく乗車回数でカウントされます。
サグラダファミリアに到着しました。その偉容に圧倒されますね。
近くで見ると精緻な彫刻に思わず息をのみます。
入場すると、これまた見事。
ステンドグラスがここまできれいだとは思っていませんでした。
続いて、塔に上ります。荷物はロッカーに収納。
行きはエレベーターで一気に上がります。
エレベーターを降りて狭い階段を上がると、
二つの塔をつなぐブリッジに出ます。
ブリッジからはバルセロナの街を見渡せます。かなり高いところにいることが分かりますね。
また、装飾を間近に見ることもできます。
ここまで色彩豊かだとは知りませんでした。
下から眺めているだけでは分からないことですね。
隣の塔に移り、下りは階段。約400段あるそうです。
非常に狭くて急です。
最初に荷物を預ける理由が分かりました。荷物があってはとても降りられません。
らせん状に降りていきますが、中心を覗くとこの通り。
途中、窓から外を見渡せます。
中央に写っている池の向こう側が、サグラダファミリアを背景に写真が撮れるフォトスポットになっています。
階段は途中からさらに狭く急になります。
階段の中心部から下を見ると、まさにアンモナイトの化石ですね。
下まで降りきり、展示エリアに向かいます。工房のようなところもありました。
外に出て、ここが、そのフォトスポット。
サグラダファミリア全体を写真に収めることができます。
大人気で場所の取り合いでした。
サグラダファミリアの入場チケットはこのようになっています。
私たちは、黄色枠のタワー入場券付きを購入してありました。
いずれのチケットも大人気で事前予約必至です。入場時刻が指定してあり、遅れると自動的にキャンセルされてしまうため時刻厳守です。
サグラダファミリアを後にし、近くの店でランチ。ここも人気店です。
一番のお目当ては、イカスミリゾット。
こちらは、イセエビごはん。
確かにお米が入っていました。
午後は、もう一つの超人気観光スポットであるグエル公園へ。
サグラダファミリア駅から地下鉄で向かいます。
スペインの電車は加減速が急で、しっかりつかまっていないとふらついてしまいます。
日本での乗車感覚とは少し異なります。
地下鉄の出入り口には屋根がありませんでした。雨の少ない地域なのでこれでいいのでしょうね。
駅を出て、炎天下の中坂道をかなり上ってグエル公園に到着。
ガウディ作品群の一つです。
テラスからは遠くにサグラダファミリアを望めます。
テラス先端から下を覗くと、そこには公園の入り口が。
そしてこれが有名なトカゲの噴水。このときは水が出ていませんでした。
トカゲの噴水は、この階段の中央付近にあります。
都心に戻り、スーパーで明日の朝食の買い出しです。
寿司も売っていました。奥に「SUSHI SPOT」の看板が見えます。
バルセロナはどこを歩いても歴史を感じる建物を見られます。
そして、ガウディ設計のピルも。カサ・ミラです。
直線部分をまったくもたない建造物ですね。
中央の建物は、カサ・バトリョ。1877年の建設。
美しいデザインです。
ホテル(コンドミニアム)に戻り小休止した後、夕食に出掛けました。
やはり人気店のここ。
まずは、ビールとサングリアで乾杯ですね。
明日は、飛行機とバスでサンセバスチャンに向かいます。
ヨーロッパの旅・10日間・オランダ → バルセロナ ― 2024年09月10日 22:34
デルフト名物、骨董市。
4月から10月の毎週土曜日に開催されています。
9時開始なのですが都合で8時頃に行ってみると、
開店準備真っ最中。
すでに準備が終わって営業中の店もいくつかありました。
デルフト焼きの店ですね。
昨日行ったデルフト焼きの専門店に比べて激安なのですが、絵や柄が少なかったり白の部分が真っ白ではなく薄いグレーだったりと、質はそれなりです。
これは、デルフト旧教会。教会のあたりから店がずら~と並んでいるのです。
デルフト旧教会は、ピサの斜塔のように少し傾いて建っています。建設途中で既に傾いていた土台の上に建てられたために斜塔となってしまったそうです。
倒壊の危険から、塔を取り壊すという話も出たのですが、改修・補強工事が行われ現在も斜塔のまま存在しています。
遠くから見ると傾いていることが分かります。
さて、この日は移動日。
骨董市からホテルに戻り朝食をとったあと、2時間かけてブリュッセルまで走り、そこで小休止。コインランドリーに行ったり荷物を整理したり。
その後車を返してタクシーでブリュッセル空港に向かい、夕方の便でバルセロナまで飛びました。
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