スイス旅行・ラインの滝、サンモリッツへ ― 2025年09月01日 01:03
1泊目、シュトゥットガルトのホテルでの朝食はこれ。
ここドイツではまだ温かい料理を摂れますが、2泊目以降スイスのホテルでの朝食はハムやチーズなどコールドミールが主体となり、温かいベーコンやスクランプルエッグは「貴重品」となります。
ここでお金の話。スイスはEU未加盟なので通貨はスイスフランです。
ドイツ、フランス、イタリアにも少しだけ行くので、ユーロも必要になってきます。
左の縦長の紙幣がスイスフラン、右側がユーロ。
ちなみに、1スイスフラン≒180円、1ユーロ≒170円です。
実際スイス国内では1スイスフラン=1ユーロで流通している例もありました。
このキャッシュレス時代に現金が必要なのは、レストランでの飲み代はツアー代金に入っておらずその都度各自支払うのですが、ほとんどキャッシュオンリーだから。
ウエイトレスが、紙幣や硬貨がたくさん入った巨大な財布を持って集金に来ます。
さて、バスで3時間走り国境を越えてスイスのシャフハウゼンへ。
ラインの滝です。滝壺近くまで行く観光船が出ていました。
こちらは滝の上部。
ライン川はスイスアルプスの湖に源を発し、ドイツ、オランダなどを経て北海に注ぐ大河ですね。
シャフハウゼンの中心部に移動して昼食です。
それにしてもマクドナルドは、どこの国でも見かけますね。
これはパン屋ですが、パンの種類がとにかく多いそうです。
広場では学生たちのマーチングバンドが演奏していました。
昼食後はザンクトガレンに移動し、大聖堂の見学。
18世紀に建てられたそうですが、華麗な装飾に圧倒されました。
世界文化遺産に認定されています。
続いて隣接する修道院付属図書館へ。
こちらも世界文化遺産認定です。
すべての本が読める状態だそうですが、触れないようフェンスでがっちりガードされていました。
その後バスで3時間移動し、サンモリッツのホテルへ。
そして夕食です。
これから先どこのホテルでも、このような前菜+主菜+デザートのシンプルな構成でした。味の方は可もなし不可もなし。
まあ、高額高級ツアーではないのでこんなものでしょう。
スイス旅行・ディアポレッツア展望台へ ― 2025年09月03日 08:13
まずは通信環境の話から。
海外旅行にはいつもレンタルWi-Fiルーターを持っていきます。
今までは「イモトのWi-Fi」を使っていました。ルーター専用機が小型で使い勝手がよかったからです。でもレンタル代が高く割引もなかったのでやめました。
今回借りたのは、グローバルWi-Fiのもの。スマホをルーターとして転用しているので、重くてかさばります。しかもスイッチ1つでONになるわけではないので使い勝手もイマイチでした。
モバイルバッテリーレンタル無料というキャンペーンをやっていたので申し込んだところ、充電器やコンセント変換プラグまで付いてきて二つずつになってしまい無駄に重くかさばるようになってしまいました。
もともと本体にモバイルバッテリーが付いていたのですね。説明を見落としていたようです。
今は海外のほとんどのホテルでWi-Fiが使えますが、往々にして不安定でつながらないこともあります。屋外ではいつでもどこでもというわけにはいかず、フリーWi-Fiもセキュリティが心配。
また、スマホ2台とタブレット1台を使うので、それぞれのギガを使うと割高になってしまいます。
これらが、確実につながる海外Wi-Fiルーターをわざわざレンタルする理由です。
さて、旅行3日目です。
サンモリッツのホテルの朝食は、見事なコールドミール。
ここはスイス屈指のマウンテンリゾート。見事な景色です。
サンモリッツ駅からベルニナ鉄道でティラーノ(イタリア)へ。2時間の鉄道旅です。
車窓からは絶景が眺められます。
そして有名なループ橋。観光写真によく登場する場所です。
ティラーノ駅に到着後、バスでレストランへ。昼食後はバスでディアポレッツアへ向かいました。
ディアポレッツアには鉄道駅もあります。
ベルニナ鉄道と箱根登山鉄道は「姉妹鉄道」になっているそうです。
右に見えるのは、ロープウェイの駅。
一気にディアポレッツア展望台へ行けます。
展望台の標高は2978メートル。
氷河は年々痩せ細っていて、白いシートで広大な氷河をおおって溶けるのを防いでいるところもありました。
ここの気温は13℃。天気がよかったせいか、寒さは感じませんでした。
ロープウェイ展望台駅からの眺め。ここも絶景です。
夕方サンモリッツに戻り、COOPで買い物。
チーズの種類の多さにびっくり。これ以外にも棚いっぱいに並んでいました。
面白かったのが、ピザの売り方。スイスではぶら下げるのが一般的なようです。
明日は氷河特急でツェルマットに向かいます。全線走破で8時間30分の鉄道旅になります。
スイス旅行・氷河特急でツェルマットへ ― 2025年09月05日 22:13
旅行4日目です。
ホテルからバスでサンモリッツ駅へ。
ここから氷河特急に乗ります。
特急といってもフルスピードで走るわけではありません。景色を楽しめるようゆったりと走って行きます。
乗車するのは1等車ではなく、2等車……
2等車の車内です。これから8時間の鉄道旅が始まります。
走り出して1時間ほどで最初の見所であるランドバッサー橋を通過。
こんな絶景が次から次へと現れます。
ランチタイムです。
揺れる車内でクルーたちが手際よく用意してくれました。
デザートもありました。
のどかな景色が続きます。
ツェルマットに到着しました。駅前の様子です。走っているのはすべて電気自動車。環境保護対策が進んでいます。
駅からつながるメインストリート。観光客で大賑わい。
ホテル前の広場も賑わっていました。
ホテルの部屋はくじ引きで決めましたが、私たちは大当たり。
スイートルームでトイレやバスが2カ所!
極めつきはベランダからの眺め。
マッターホルンが眼前に。
この写真を撮ったのは午後9時半。サマータイム中で日暮れが遅いのです。
明日は夜明け前にホテルを出て朝焼けのマッターホルンを見に行く予定です。
スイス旅行・ゴルナーグラート展望台、ハイキング ― 2025年09月08日 12:01
朝5時前のまだ薄暗いうちにマッターホルン撮影ポイントへ向かいました。
ホテルから歩いて10分ぐらいのところです。
着いたときは一番乗りでしたが、しばらくするとこのような人だかりに。
この日は残念ながら朝焼けのマッターホルンは見られませんでした。
この写真は7年前に違う場所から撮ったもの。見事な朝焼けです。
ホテルに戻って朝食です。ここのホテルは、温かいベーコンとスクランブルエッグがありました。いずれにしてもシンプルな朝食ですね。
午前中は登山電車であるゴルナーグラート鉄道で展望台に向かいます。
標高3089mのゴルナーグラート展望台に到着。
写真中央下に電車が写っています。こんなところまで電車1本で来られるなんてすごいことです。
マッターホルンは山頂付近に雲がかかっていて全貌が見られませんでした。
振り向くと見事な氷河。
ここからはハイキングです。
なだらかな下り坂の約3km、標高差237mを1時間30分かけて歩きます。
ちょうど鉄道1駅分下ることになります。
条件がよければ逆さマッターホルンが見られるのですが……
これは、7年前にこの池の畔から撮ったものです。見事ですね。
駅に到着しました。ここからは鉄道でツェルマットに戻ります。
昼食後は自由行動。私たちはスネガ展望台へ行きました。
ツェルマットから全線地下のケーブルカーで向かいます。
ケーブルカーからロープウェイに乗り継ぎ、
展望台に到着。
ここから別のロープウェイを乗り継ぎさらに上まで行けるのですが、残念ながら土砂崩れで運休していました。
こんな撮影ポイントもありました。
展望台付近を歩き回った後は、またロープウェイとケーブルカーでツェルマットに戻りました。
この日の夕食は付いておらず各自で。
ホテル近くのレストランでいただきました。
明日は国境を越えフランス・シャモニーへ向かいます。
スイス旅行・エギーユ・デュ・ミディ展望台へ ― 2025年09月10日 11:35
朝ツェルマットを出発し、バスで国境を越えフランス・シャモニーへ。
昼食後、標高1,035mのここシャモニーからロープウェイを2本乗り継ぎ、エギーユ・デュ・ミディ展望台へ向かいます。
山麓駅には展望台の天気と気温が表示されていました。
これは、1本目のロープウェイ。
ここで、エギーユ・デュ・ミディ展望台の説明を少し。
中央のロケットような施設が展望台、左の茶色の建物が2本目のロープウェイの山頂駅です。
<Wikipediaより>
頂上までのロープウェイが数年がかりで1955年に建設され、モンブランの麓、標高1035mのシャモニーから、3777mのエギーユ・デュ・ミディ山頂部の駅まで、2800m近くもの高度の差を、途中の標高2317mにある駅で1回乗り継ぎ、総延長5kmを超えるルートを20分程で登ることができる。
上部のセクションは岩壁に沿って登るため鉄塔を建てられず、高度差1470mもの間に支柱が1本も設置されていない。
山頂駅は標高3777mにあり、完成から約20年間に渡り、乗り物を使って行くことのできる展望台の最高標高記録を持っていたが、1980年にスイスのツェルマットに、標高3883mのクライン・マッターホルン展望台が完成しその座を奪われた。
上部のセクションは岩壁に沿って登るため鉄塔を建てられず、高度差1470mもの間に支柱が1本も設置されていない。
山頂駅は標高3777mにあり、完成から約20年間に渡り、乗り物を使って行くことのできる展望台の最高標高記録を持っていたが、1980年にスイスのツェルマットに、標高3883mのクライン・マッターホルン展望台が完成しその座を奪われた。
さて、山頂駅から橋を渡って展望台のある岩山へ。岩盤を垂直にくりぬいて作られたエレベーターで一気に展望台に上ります。
到着です。
展望台からの眺めは、絶景の中の絶景。
4807mのモン・ブラン山群の大パノラマが広がります。
下に見えるのは山頂駅。
展望台にはこんなスケスケの施設も。長い行列ができていたので諦めました。
歩いて登頂する人たちもよく見ました。より高い山を目指す人たちの練習コースにもなっているとか。
この3連のロープウェイは、標高3,466mのエルブロンネル展望台に向かうもの。
3連ロープウェイの駅も併設されていますが、それにしてもよくこんなところにこのような施設を作ったものです。
岩盤の中のエレベーターで下に戻り、橋を渡って山頂駅に向かいます。
山頂駅のテラスからは展望台がこのように見えます。
この日はとにかく大混雑で、下山にかなり時間がかかりました。天気の悪い日が続いていてやっと晴れたので待機していた人が一気に押し寄せたからとのことです。
ここは、ロープウェイ乗り継ぎ駅。駅舎内に順番待ちの列が収まらず、外まで並んでいました。
振り向くと、そこにはBAR&土産物店が。
下山にとても時間がかかり、その後のバスで国境を越えスイスに戻る道も大渋滞。
アデルボーデンのホテルに着いたのは午後10時頃。
夕食が終わったのは11時過ぎでした。
明日はスフィンクス展望台に行き、2回目のハイキングを楽しみます。






















































































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