TG-4 レンズキャップのケラレ ― 2016年02月03日 00:14
レンズキャップの取説に「ストロボ光がケラレる場合がある」とあったので、試してみました。
まず、「LED発光」です。
焦点距離4.5mm(35mmフィルム換算25mm)つまりワイド端で、部屋の壁紙を撮影しました。
壁までの距離は約40cmです。
まず、「LED発光」です。
焦点距離4.5mm(35mmフィルム換算25mm)つまりワイド端で、部屋の壁紙を撮影しました。
壁までの距離は約40cmです。
四隅が暗くなっています。
レンズの周辺減光 + LEDライトの配光特性の影響だと思われます。キャップによるケラレはありません。
壁から約20cmの位置に近づいてみました。
右下にケラレが生じています。
同じ位置で焦点距離6.4mm(35mmフィルム換算35mm)にして撮影すると、
ケラレは消えました。
つまり、LED発光を使用するときは、被写体との距離とレンズの焦点距離に気をつければ、ケラレは簡単に回避できることが分かりました。
続いて、ストロボ光による撮影です。
どんな条件で撮影しても、ケラレは生じませんでした。
ストロボの位置がLED素子より離れているので、当然の結果だと言えます。
ところで、ここに掲載してある写真は、すべて PhotoShopの「自動トーン補正」で補正してあります。そのため、明暗差が誇張されています。
ちなみに、最初の写真の補正前、つまり素の状態はこんな感じです。
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