アフターコロナで、デジタル化が加速2020年05月19日 01:44

急にリモートワークになったものの、家にPCがない、wi-fi環境がない、ヘッドセットがない、と慌てた方も多かったことでしょう。買おうにも、すでに在庫切れ……。
 
たとえそれらの機器や環境が自宅にあっても、会社のサーバーに社員からのアクセスが集中し、重たくて仕事にならないためやむを得ず出社……。
 
決済印をもらうためだけに、やっぱり出社……。
 
初めてのリモートワークで、上司が部下に適切な指示が出せず仕事が停滞……。
 
 
 
でも、やってみて「意外とリモートワークでいけるじゃん」と感じた人も多いはず。
 
会議も、Zoomで支障なくできそうだし。
 

  
コロナ禍が収まったところで、リモートでできることはリモートで、出社しないとできないことは出社でと切り分けが進み、「何が何でも出社」という昭和的働き方から脱却できない企業は淘汰されることでしょう。
 
また、「人が触ったお札や硬貨に触りたくない」という気持ちから、キャッシュレス化、つまり支払いのIT化もさらに進むでしょう。
 
日本に住むアメリカ人の知人が、以前言っていました。
「お札は汚れている。そんなのに触りたくないので、支払いはいつもキャッシュレス。」
 
海外で買い物したときのおつりの紙幣がボロボロってことはよくあります。なので「紙幣=不潔」ということになるのでしょう。
日本の紙幣はきれいなので、そういう認識は自分にはありませんでした。
 
ちょっと話が横道にそれました。
  
さて、図らずも日本人は、自国のIT利用の遅れに気付き、IT化で便利になると気付きました。
 
そして、現在大学の講義はリモートで行われています。それに慣れた学生が就職すれば、
「この仕事、リモートで十分じゃネ。」ってことになります。

今後、日本のIT化、デジタル化は一気に進むことでしょう。