スタッドレスのホイールナット、純正を流用する理由2022年11月09日 09:15

スタッドレス用のホイールナットは、純正ナットを流用するので新たに購入はしないことを前回の記事で書きました。理由について説明します。
 
 
国産車のホイールナットは、主にこの3種類です。
 
 
スタッドレスタイヤに組み合わされる社外ホイールは、ほとんどが左端の「テーパー座」なので、主にトヨタ車・ホンダ車の場合は純正ナットの流用はできません。
テーパー座のナットを別途購入しないと、社外ホイールを組み付けたスタッドレスタイヤの取り付けができないのです。
 
 
スタッドレスを購入するとき、黙っていると車メーカーに関係なく必ずナットを買わされます。
 
しかし、スバルなど純正ナットがテーパー座の場合は、改めてテーパー座のナットを購入する必要はありません。むしろ、無駄です。
 
それでもナットを購入したいという場合は、注意が必要です。
二面幅(いわゆるナットのサイズ)は、19mm と 21mm の2種類あります。 
 
(これまでの3つの画像は、メルテックの通販サイトから引用)
 
スバルの純正ナットは19mmです。21mmを買ってしまうと、自分でホイールの脱着をする場合、工具をいちいち使い分けなければなりません。
小さなことですが、これ、結構なストレスになります。
 
 
最後に、ナットを3つ並べてみました。
(左)スバル純正、(中)テーパー座の19mm、(右)テーパー座の21mm
 
 
スバル純正ナットは、かなりコンパクトですね。