飛び石傷の補修2013年08月25日 22:50

飛び石による小さな傷2か所を補修しました。
使ったのはこれです。


アルコールは脱脂のため、つまようじは筆代わりに使います。塗る範囲がとても狭いときは、つまようじの先をほんの少しつぶして筆代わりにしています。
「赤サビ転換防錆剤」はパッケージに書いてある通りです。詳しくはこちらで。
http://www.soft99.co.jp/products/carcare/rust/rust_converter.html?pid=09204

使ったタッチアップペンはこの2種類。


最初に補修したのは、ボンネットの左ヘッドライト上あたりについたこの傷。


大きさはごま粒ぐらい。
しばらく放置していたら赤サビが浮いてきてしまったので、慌てての補修です。

赤サビ転換防錆剤をアルミホイルのカップに2~3滴出します。


これは弁当のおかずを詰めるときに使うもので、商品名は「ホイルケース」となっています。使い捨てできるので、塗料を少量使いたいときに重宝しています。
つまようじを使って傷に塗ります。


塗っているときの写真はありません。塗りながらの撮影はちょっと無理なので。
乾くと黒色になります。薄茶色の液が赤サビと化学反応を起こしてこうなるようです。

防錆剤が完全に乾いたら、塗装です。


タッチアップペンのキャップに付いている筆は使いません。これを使うと間違いなく失敗するので、塗料を数滴アルミホイルのカップに取り出し、つまようじの「筆」で塗っていきます。

下塗りがよく乾いたら、上塗りを同じようにします。

完成写真です。


つまようじの先に見えるのが補修した部分です。
ぼこぼこしていますが、これで良しとします。

もう1か所は、バンパーです。


傷の大きさは、ボンネットの傷の1.5倍ぐらい。
赤丸の部分が補修箇所で、これは補修後の写真です。

拡大すると、こんな感じです。


いずれの傷も全く目立たなくなりましたが、完璧を目指して1000番の耐水ペーパーで水研ぎして…、などとやり出すと健康な塗装面まで傷つけてしまい、必ず墓穴を掘ります。
なので、いつもこの程度の仕上がりでよしとしています。これ以上を求める場合はプロに依頼します。

ところで、「赤サビ転換防錆剤」はなかなかの優れものです。
DITの前に乗っていた 2.5GT Lパケ A型は、後輪のハブのさびがひどく、アルミホイールの中心部分から茶色いさび水が出てきてホイールを汚すまでになっていました。
そこでハブのさびた部分にこれを塗ったところ、ぴたりと収まりました。